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Event

第23回名古屋メダルセミナー

22 December 2017 — 22 December 2017 Institute of Transformative Bio-Molecules (WPI-ITbM), Nagoya University

第23回名古屋メダルセミナー

名古屋メダルセミナーは、科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター長・名古屋大学特別教授の野依 良治博士と中部大学・米国シカゴ大学教授の山本 尚博士(名古屋大学名誉教授)の発案にて、MSD生命科学財団(旧:万有生命科学国際交流財団)のご支援を受け、1995年に創設されました。両先生はわが国が国際競争力を維持し、さらに発展するための鍵となる研究領域は「有機合成化学」であるとの強いお考えのもとに、将来を担う若人にその可能性とその面白さ、奥深さを再認識させたいと思われました。国際的に大活躍されている超一流の研究者ご本人にご自分の研究の最先端を学生向けにわかりやすく講演していただくことが、最も教育的だと考えます。この両先生の思いが「名古屋ゴールドメダル」の始まりであり、今年度で第23回を迎えます。1999年からは「有機合成化学の分野において、大きなインパクトを与えた、比較的若い日本の研究者にシルバーメダルを授与する」ことが決まりました。これまでに、21個のゴールドメダルと18個のシルバーメダルを授与し、本メダルの国際的認知度は加速度的に高まっています。

21世紀に入ってから、「有機合成」に関わるテーマでノーベル化学賞が9名もの人に授与されました。野依 良治博士、ウィリアム・ノールズ博士「不斉触媒による水素化反応の研究」、バリー・シャープレス博士「不斉触媒による酸化反応の研究」、イブ・ショーヴァン博士、ロバート・グラブス博士(1997年名古屋ゴールドメダル)、リチャード・シュロック博士「有機合成におけるメタセシス法の開発」、鈴木 章博士、根岸 英一博士、リチャード・ヘック博士「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング」です。また、2016年には、3名の化学者、フランスのジャンピエール・ソバージュ博士、英国のJ・フレーザー・ストッダート博士、オランダのバーナード・フェリンガ博士の3氏に「分子機械」に関する研究が評価され、ノーベル化学賞が授与されました。うち、ストッダート博士およびフェリンガ博士は、それぞれ2004年および2013年に名古屋ゴールドメダルを受賞し、これまでに合計3名の名古屋ゴールドメダル受賞者がノーベル化学賞を受賞しています。このことから、有機合成が実社会で果たす役割がいかに大きいかということが、一般市民にも広く理解されたことと思います。特に日本人の貢献度は高く、「有機合成」はわが国のナショナルサイエンスとして過言ではありません。わが国では7名のノーベル化学賞受賞者を生み出してきました。この研究文化を今後とも続け、名古屋メダルセミナーを介して、わが国の若手研究者・学生に大いに刺激を与え、多くの新しい芽を育てたいと思っております。

今回は、オランダのアイントホーフェン工科大学教授のバード・マイヤー (Bert Meijer)博士にゴールドメダルを、東京大学教授の菅 裕明博士にシルバーメダルを授与します。マイヤー博士からは、「フローニンゲンからアイントホーフェンまで – 個人的な旅路 (From Groningen to Eindhoven – a personal journey)」と「非共有的な機能的超分子システムの合成 (The non-covalent synthesis of functional supramolecular systems)」および「超分子不斉の拡大 (The amplification of supramolecular chirality)」を、菅博士からは、「生理活性のあるペプチド探索プロセスの革命化 (Revolutionizing the discovery process of bioactive peptides)」のご講演をいただく予定です。

 

シンポジウムの概要:

日時:2017年12月22日(金)10:00 – 18:00

場所:名古屋大学 野依記念学術交流館

URL: http://www.msd-life-science-foundation.or.jp/symp/nagoya/nagoya_prog2017.html

参加費:無料

 

参加申込方法:

参加希望者は、2017年12月15日までに万有財団ホームページ

http://www.msd-life-science-foundation.or.jp/symp/nagoya/nagoya_prog2017.html

からお申し込みください。

 

名古屋メダルセミナー組織委員長:

名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所 拠点長

伊丹 健一郎

 

主催:名古屋メダルセミナー組織委員会

共催:名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所 (ITbM)

後援:公益財団法人MSD生命科学財団

協賛:有機合成化学協会、日本化学会、日本農芸化学会、日本薬学会、高分子学会

http://www.msd-life-science-foundation.or.jp/symp/nagoya/nagoya_prog2017.html

Attached files

  • 第23回名古屋メダルセミナーのポスター


  • バード・マイヤー (Bert Meijer)博士


  • 菅 裕明博士


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